QUINDOS

QUINDOSは、基本的な幾何要素(円・面・軸・円筒・球・円錐)や特殊幾何要素(楕円・楕円面・放物線・パラボロイドなど)をアイコン操作で測定・評価ができます。
QUINDOSの機能・演算方式は、開発当初からスキャニング測定が可能な三次元測定機を前提として開発されており、自由曲面・特殊形状の評価が可能です。
QUINDOSは過去20年間のバージョンの変更が行われてきましたが、最も古い版数であるVer1で作成されたプログラムを最新版であるVer7でも動作できるという強力なアドバンテージを持っています。最新バージョンであるQUINDOS.Ver7ではCAD操作機能の充実が図られており、CADデータの利便性を最大限に引き出すことに成功しました。計測の分野において、QUINDOSは他のソフトの追従を許さないあらゆるサポート機能を持っています。

Quindosの特徴

  1. I++DME準拠なので、対応した本体であればメーカー問わず使用できます
  2. ずば抜けた解析能力を持ったアプリケーションです
  3. 多彩な測定,評価オプションを取り揃えています (歯車、ブレード、ねじ、スクロール、スクリューローター、円筒カム 等)
  4. アイコン操作にも対応しているので、やりたい事を探しやすい
  5. 測定点1つ1つをグラフィックで表示出来るので、測定結果を感覚的に捉えられます
  6. 測定プログラムが全て見えるので、プログラムで何をしているのかが解る
  7. 測定の流れの1つ1つをオペレーターが構築してゆくので、測定への理解が深まります
  8. プログラム構造がスリム

1.I++DME準拠

I++DME準拠なので対応した本体であれば三次元メーカー問わず使用できます。 

2.解析能力

ずば抜けた解析能力をもったアプリケーションです。

例:測定した点データを評価する際、生のままでもフィルタ処理した物でも双方が使用出来ます。
好みの解析ができます!

生データ(フィルターなし)

フィルターあり

例:測定した点データを評価する際、生のままでもフィルタ処理した物でも双方が使用出来ます。

全体に設計点よりプラスしているのは解るが
形状がどうなのか解りづらい・・

寸法はともかく形状だけを解析してみる

3.オプション

多彩な測定、評価オプションを取り揃えています。

4.アイコン操作

アイコン操作により、直観的に操作ができます。

何をするコマンドなのかが解りやすいアイコン群が容易されています。直観的な操作できます。

幾何公差にも対応しており、やりたい事を探しやすい構成になっています。

5.グラフィック表示

測定点をひとつひとつをグラフィックで表示できるので、測定結果を感覚的に捉えられます。

複数のモードにより、すぐに操作できます
複数のモードにより、すぐに操作できます

キャラクター

コマンド

ビュアー

アイコンの操作でコマンドや測定情報を選択して簡単に測定・評価

この画面でコマンドや測定情報を入力します。基本的にはアイコンの操作でコマンドや測定情報を選択して簡単に測定・評価を行うことができます

実測点は、ビジュアル化

この画面では実測した点を表示させています。
実測点は、ビジュアル化されていて、画面左上のグラフィックエリアに実測点とバラツキが表示されます。

測定点はビジュアル化

この画面を開き、測定点を入力します。
また自動操作で測定点を作成した場合、この画面に表示されます。
測定点はビジュアル化されていて、画面左上のグラフィックエリアに測定点とベクトルが表示されます。

グラフィックエリアでビジュアル化

測定コマンドに評価モードが設定されている場合、測定終了後にこの画面が表示されます。
ここでは、形状誤差(平面度、真円度等)や中心座標値、直径、角度、寸法などを出力します。
これらの評価項目は画面左上のグラフィックエリアでビジュアル化されます。

インターフェイスはカスタマイズ可能

インターフェイスは、ユーザーのニーズに合わせてカスタマイズすることができます。

6.測定プログラムはフルオープン

測定プログラムが全て見えるので、プログラムで何をしているがわかる。

QUNIDOSのプログラム内のデータは、開示されており、BLACK BOXのようなものではありません。データの内容を簡単に閲覧することができます。
他社の測定アプリケーションには、「計算」に関わるデータは、BLACK BOXになっているケースもあります。

再測定不要の評価見直し

QUINDOSでは、こんなことがすぐにできます!

測定データがフルオープンだからできること

実測点のバラツキを閲覧して、異常な点を削除して要素を再計算・再評価する事ができます!
再測定する必要がありません!

測定ワークの拘束時間の短縮

QUINDOSで、測定ワークの拘束時間短縮

測定データがフルオープンだからできること

予め評価に必要な要素の測定を行い、測定ワークが無くても評価が可能です。
データが保持されているので測定ワークは不要です。

7.測定フローの構築

どういう流れで測定結果が出ているのか解らない。
⇒ その結果が何を示すのか解らない
⇒ 間違った評価出力されていても違和感を感じない。応用した評価に苦労する

自動化されたプログラミング

どういう流れで測定結果が出ているのか解らない。

  • その結果が何を示すのか解らない
  • 間違った評価出力されていても違和感を感じない。

応用した評価に苦労する

QUINDOS

測定結果を出す流れを自分で構築するので、理解出来る

  • その結果が何を示すのか理解し易い
  • 間違った評価出力された時に違和感を感じる

応用した評価を容易に行える

QUINDOSは測定フローをオペレータが構築していくので、測定への理解が深まります。

8.プログラム構造

他のアプリケーションソフトの測定プログラムは測定数値データ等が含まれていてとても大きくなります。一方、QUINDOSの場合は機械に指令を出すプログラムブロックのみ表示され、測定数値データはプログラムリストの後ろに紐づけされております。これはプログラムのデバック/編集作業をする場合は、大きなメリットになります。

QUINDOSのプログラムリスト

他アプリケーションソフトのプログラムリスト

スリムなプログラムリスト

スリムなプログラムなので、プログラムのデバック/編集が容易になります。

クイックアクセスできるデータ

測定数値データがプログラムリストの後ろに紐づけされており、データの閲覧/編集がスピーディーに行なう事ができます。

複数のデータベースに自由にアクセス、コピー、編集が可能。
作業エリア外に登録しておけば、どのプログラムからも利用できます!
作成したプログラムは、制限なく、登録できます!

QUINDOSのデータ構造

SDBシステムデータベースシステムに関わる機能を管理エリア
EDB環境設定データベース機会の環境設定エリア、プローブ、ツールチェンジャー等の情報管理
GDBグローバルデータベースユーザーが作成したプログラムを管理する共通エリア
LDBローカルデータベースプログラムの作成、コマンドを実行させる作業エリア
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